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2006年9月14日・15日に筑波研究センターにおいて日本線虫学会第14回大会が開催されました。 その中で、中平啓介さんら中部大学と京大農院のグループが、天然生薬を主成分とする合剤が線虫(C elegans)に与える影響として発表がありました。 実験のまとめとして、 1、寿命の延長。 最大で35%の伸び率が確認できた。 2、生理活性の変化。 ATP活性の向上。 SOD合成を抑える。⇒線虫への負担の軽減。 これは解りやすく言いますと、ATPは生命活動の始発駅で、すべてのホルモンや酵素など生命活動の起源です。パンやご飯を食べてもATPに変換されて体内で利用されます。心臓の鼓動、話す、歩くなど、すべてのエネルギー源です。又、ATPは備蓄が出来ないので生産が止まると臨終を意味します。 又、SOD酵素は活性酸素を除去する作用があります。通常ATPを活性しますと活性酸素が発生しますが、これらを同時に抑制した結果が出ています。ATPの活性と活性酸素の抑制は二律背反した結果です。 老人に対して、飽食は活性酸素を発生させるので粗食の勧めがありますが、これを覆す結果です。 また、口答での発表では、線虫が老人になっても元気に動き回っていたそうです。 ちなみに線虫とヒトの遺伝子は74%同じで、細胞の構造はほぼ同じで、この実験結果は、充分ヒトにも例える事ができると考えられます。 興味深い実験をお聞きしましたが、老いたマウスと若いマウスの血管を継ぎますと、老いたマウスの筋肉もモリモリして元気になるそうです。 これは、老いたマウスのATP産生能低下を物語る実験です。 以上、線虫におきましては世界一の結果です。
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